円環少女 3 煉獄の虚神 下

円環少女 (3) 煉獄の虚神(下) (角川スニーカー文庫)

円環少女 (3) 煉獄の虚神(下) (角川スニーカー文庫)

読了。

「せんせ、どうしてそんな顔するの? あたしは怒ってるのよ!」
「うれしいんだよ」
離れても終わらないつながりがここにある気がして、熱いものが馬鹿みたいにこみあげる。
「こうやってお互いの思ってること、いろいろ言い合ってみてさ。もう一回、俺たち、いろんなことを始められないかな。やっぱりおまえがいないと寂しいんだよ」

刻印魔道師としての誇りにかけて、《神に近き者》 グレンとの対決を決意したメイゼル。彼女は、戦いを止めようとする仁に別れを告げ、戦場へ向かう。グレンの指先一振りで何十人もの魔道師が倒されるような、確実な死の待つ戦場へ――。


うーん。よく分からない。
二話目にして敵が強大すぎるんですが。もうなんか、「どうせ一瞬の油断とか奇跡の一手とかだろ……」 みたいに思えて仕方ありませんでした。しかもこの戦闘シーンがなかなかの厚みで、更に、時々なにを言ってるのか分からなくなるので、ただひたすらにぼーっと眺めてました。


もはや、エンターテインメントなシーンだけに注視していくべきでしょうか。うーん。