殺×愛 0

殺×愛 0 ―きるらぶ ZERO― (富士見ファンタジア文庫)

殺×愛 0 ―きるらぶ ZERO― (富士見ファンタジア文庫)

古本屋で発見、確保した本。最近はスッキリした文体の本を読んでたせいか、主人公が地の文で「〜なんだよね」 みたいなことを言ってるのに違和感があったけど、あるシーンでなかなか衝撃を受けた。電車の中で読んでたせいで3日くらいかかったせいか、最初の方の文章をすっかり忘れてて「あぁっ、あれかっ!」 と思わず唸ってしまった。あれだ、読者に「ハハ〜ン、読めたぞ。この展開は大体こんなもんだな?」 と一旦甘く見させておいて、後で引っくり返すやり口を味わった気分。特に、前半読んでその余りのつまらなさに後半は全然期待してなかったから、その差は結構でかかった。続巻はちょっと期待値上昇。