クインテット！2

クインテット!2 (GA文庫 え 2-3)

読了。

「でも、もう違うんだ。家族旅行は全員参加。メシは全員揃っていただきマッスルなんだよ。こいつらが来てくれたおかげで、ウチのテーブルは……満杯なんだよ」

幼馴染/家来/義妹/許嫁/アイドル。父一人子一人だった椿家は、今や八人家族の大所帯となっていた。最初は戸惑い気味だった椿敬介だったが、彼女らと共に過ごす賑やかな日々を気に入り始めていた……。スラップスティックコメディ・中巻。

あれ？　そっち？
面白かった。面白かったのだけれども、驚愕のラストというか何と言うか、むしろ超展開？　いやあ、1巻でも何故か早々にピックアップされてた”ツバメの話” ですが、どうも本流はここらしいです。別に無理にストーリーを筋道立てなくてもいいと思うんだけど……やっぱり要るのかな。そういう話。
とりあえずジョジョネタがふんだんに使われてるってのをすっかり忘れてたので、初っ端のヘブンズ・ドアーで笑ってしまったり。不覚。とか言いながら結局全部引っかかったりしたんですが*1。第６話「監獄ハウス輪舞曲」 はどう見てもジェイル・ハウス・ロックです。本当にありが　(ry

次で終わりらしく、打ち切りなのかどうか、あとがき*2には最初から３巻までとは書いてありますが、どっちにしろ３巻くらいが限度かも？　とは思ったり。引用文あたりでちょっぴり作者のシリアス担当が出てきたりして、不覚にも目に涙を浮かべたりしましたが、もしかしたら次もそうなるかも？　とちょっと期待。

*1:というかここまでやっていいのかな？

*2:これも笑ってしまった。もう白旗っすよ。