ラブ★ゆう 4

ラブ★ゆう〈4〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

ラブ★ゆう〈4〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

読了。

「……あら、どうしましたの?」
上から降ってくる、撫子の声。
その響きは、明らかに気づいているはずなのに、足は閉じられない。
いや、それどころか……見せつけるように、ほんのわずか開いてしまった。
……!!
「う、ふ、ふ……?」

俊の再召喚によって復活したナギサは、親公認で神田家の一員に加わった! 危険を察知した撫子とみことが神田家に集結し、全員でのお泊り会が開かれることになる! 大好評、スラップスティック・ラブコメディ第4弾!! 真夜中に、押しかけ妹が牙をむく……!!


いやー笑った笑った。
たしか3巻はそれほど笑えなかった気がするんですが、今回は冒頭からばっちり飛ばしていきます。まあ最初はカラー口絵を見て「こいつ誰だっけ? あいつは?」 とか思ってちょっと混乱してたんですが、しばらく読んでたら大体思い出しました。
21頁「わたしのフラグも立てるんですか? 鬼畜! 変態! ハーレムルート!!」 ここでもう笑ってしまったので、後はなし崩し的にずっと笑ってました。27頁「妹くらい、自分で作るわ」 とか、”コーヒーの粉+クリープ+シュークリーム” とか、122頁「二秒で祈りをすませろ」 とか。特に3つ目。
後半のバトル展開もなかなか、(期待してなかった割には) 面白かったです。237頁「……『あなたは”幸福の王子”』 」 にはゾワワッと鳥肌立ったりしました。マジ怖え。


口絵2枚目の「まったく……使えない下僕ですわね」 を最初見たときは、「あー、こういうのはちょっと……」 とか思ってたんですが、当該シーン(上の引用文) では不覚にもドキドキしました。あれ? おかしいな?