C^3 ―シーキューブ― 3

C3‐シーキューブ〈3〉 (電撃文庫)

C3‐シーキューブ〈3〉 (電撃文庫)

読了。

「その挙句、携帯のカメラを使って青い衝動に満ち溢れた犯罪行為を」
「ち、違う! 覗いてないし、携帯はただこれを取りに来たからで!」
「撮りに来た。やはり……!」
「なぜか日本語が伝わらないという不思議!?」

難事が去り、ようやく落ち着いてきた夜知家。だが春亮とこのはが外出している間に、「ソレ」 は家の中へと忍び込み、フィアの背後からそっと近付いたのだった。……カサリ、と音を立てて。


うっむ、普通!
1巻のころは白:黒が5:5か6:4くらいの印象だったんですが……いまや完全に8:2です。ラブコメ分ばっかり増えています。嘆かわしい。しかも黒2として部分的に残ってるのがいかにも中途半端ですよ。この際10:0でも良いんじゃないでしょうか。
……とかなんとか不満たらたらですが、それなりには楽しいんですよ。校長は出てませんが秘書の漸音は出てますし、なんだかえろいシーンとか、いいんちょが吹っ切れるシーンとか、新キャラが瀬戸内海の人魚が云々〜という漫画で既視感があるとか!
でも何だか、いまいち乗り切れませんでした。読み進んでいるときのテンションと実際の文章に乖離があるとしか思えません。「え、それでOKなの?」 みたいな。


まああまり寝ずに読んだその上に感想まで書いてるので、おかしい部分もありましょうが、だいたいこんな感じです。次どうしようかなあ。棚が狭くなってきたから、購入するかどうか、グレイゾーンです。