超鋼女セーラ ソラの恋人、あの娘の特別

超鋼女セーラ ソラの恋人、あの娘のトクベツ (HJ文庫)

超鋼女セーラ ソラの恋人、あの娘のトクベツ (HJ文庫)

読了。

「宝物なのだ」
サァラは胸に手を当てて、千美絵を真っ直ぐに見て、言う。
「戦うなと言われた……これは、宝物なのだ」

セーラが機能停止に陥って倒れてしまう。なんとか修理を行い、代わりにあてがわれたボディは……なんと、中学生の時のセーラだった。


なんという惰性……。
なんかもうほとんど楽しめませんでした。各章のタイトルにすら、鬱陶しいだのくどいだのと文句が出てくるくらいです。あと「腸」 とか。なんじゃそれ、としか思えなかったり。どんどんとマイナス方向のスパイラルに陥っていってます……。
別段この巻が悪いわけじゃなくて、実は前から感じてたことなんですけどね。ただこの巻は、甘々成分があまりに足りなすぎる! もっとこう、見てて恥ずかしくなるくらいのモノだったはずなんですが……*1。268頁「勇気が欲しいよ?」 が、かろうじて、といった所。


相変わらず、モノクロ挿絵と比べて、カラーイラストにどこか違和感を覚えますが、まあ今更でしょう。次……一応、次に期待。あれ、っていうかソラって?

*1:もしかして、原因は図書館戦争シリーズにあるのでは、とも思ったりしますが。