いちばんうしろの大魔王 ACT.3

いちばんうしろの大魔王 ACT.3 (HJ文庫)

いちばんうしろの大魔王 ACT.3 (HJ文庫)

読了。

「あーちゃん、ちゅーしようとしてる。いけないんだぁ」
けーながいきなり言った。
心の中を見透かされたような気がして、阿九斗は慌てた。
「ば、馬鹿なことを言ってるんじゃないっ」
「んー、そうだよね、えっちなのはいけないよね。でも、ほっぺたならいいよ」

夏といえば臨海学校! 臨海学校で普通の学園生活を満喫したい阿九斗だが、行き先の島には「魔王」 と「勇者」 にまつわる伝説があった。阿九斗がとうぜん無事に済むわけもなく、事件に巻き込まれてしまう――。


ブコメ色が強くなってきました。いいぞもっとやれ。
ヒロイン3人が3人とも可愛いので(黒魔術の先輩は置いといて)、もうどうしていいやら分かりません。誰のルートでも問題ないですよ。期待度に順位を付けるなら、絢子>ころね>>>けーなです。1巻2巻と不動の位置にいた絢子ですが、今回でころねが追い上げてきましたよ。けーな? 今のところ正ヒロインだし、どうせ出番はあるんだから放置です。
55頁「魔王とはいえ、とどまるところを知らないな……」 今回これが少なかったのは残念。このクラスメイトたちは好きだったんですが。106頁「フォークデュオと五人兄弟コーラス」 大丈夫なのかこんなネタ。234頁「阿九斗の体温を感じつつ、彼を守っているという実感を得るこれはひどい。倒錯にも程があるだろ……(褒め言葉)。


同じ絵師が書くというので、漫画は良さそうですが、いかんせん掲載誌が微妙すぎる。もうひとつのメディア展開とやらも期待です。