オウガにズームUP! 3

オウガにズームUP!3 (MF文庫J)

オウガにズームUP!3 (MF文庫J)

読了。

「よくわかんないけど、ホットケーキを作るのは別にいいよ」
「明日の夜に帰るからな。準備しておいてくれ」
「わかった」
「ホットケーキは、愛がたっぷり入ったやつだぞ」
「愛?」
ユージは言った。
「ホットケーキに入れたことはないけど、努力してみる」
「うむ」

「金髪の女に近づいてはならん。飴をくれると言われてもついていってはならんぞ」 と諭すようなことを言うククル。しかしユージは翌日さっそく金髪の女の子と出会ってしまう。アリアンナと名乗るその女の子は、ユージとククルの生活に乗り込んできて……?


うん、面白いです。
2巻のときも言った気がしますが、やっぱりこの、まったりした会話がツボですよ。たんたんとボケるというか……これは多分、ツッコミに「○○だろ!」 のような”!” が入るか否かだと思うのですが。
さて、まず初っ端から例の不思議にえろい描写なわけですが……なぜ一枚目の挿絵が着替えた後なのか。その上に着てる服はいらないよ! まあ、”ナース水着” のインパクトが大きいので、それと印象をかぶらないようにするため……だったりするかも。そちらはそちらで、下の布が平面すぎてヤバいのですが。上の布は立体感ゼロですが、下と比べると可愛いもんですよ?
以下コメント。66頁「その手は、さっき自分の舌に触れた指と同じく熱かった」 角といい足の爪といい、いったいどこにエロスが潜んでいるか分かりませんね……! 97頁「ククルちゃんて鬼ね」「母上もな」 上で言ってるのはここだったり、上で引用してる所だったり。258頁「うーん、おしかったねー。あるいは、やばかったか」 何このフラグ……。しかしこの3話、まったく唐突で困ります。2巻ラスト同様、4巻でククルとユージに関わってくるのでしょうかね。


……と思いきや、2話ラストと合わせて考えると4巻は海っぽいですね。次も期待です。