”文学少女”と恋する挿話集 2

“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫)

“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫)

読了。

最後のページを読み終えたのは、真夜中だった。
本を閉じたあと、オレは頬を濡らす熱い涙と胸を震わす感動とともに、しみじみとつぶやいたのだった。
「ハイネ、おまえは友達だ」

切だけどお節介で早とちりなななせの親友・森ちゃん。そんな彼女に恋する少年・反町の前に、“文学少女”が現れて―― ! ? 『“文学少女”と愛を叫ぶ詩人(ハイネ)』 に、心葉に恋するななせの切ない胸の裡を描く『ななせの恋日記』 ほか、“文学少女”の、恋する挿話集第2弾。


あっま!
森ちゃん+ななせの恋日記+今日のおやつ。個人的にはななせは悪くはないんですが、顔文字多用が見え始めたあたりから醒めてきたので、あまり面白くないんですが……森ちゃんの話は面白かったです。裏ではこんな普通の、でもこの世にひとつのエピソードが進行していたんですね。
以下コメント。106頁「くららは、違うんだ。なぁ、くらら森紅楽々」 なんてバカップル……。それはともかく、語呂が悪いのもどうかと思いますよ。ルパンは言わずもがな。さつきは言いやすいかな。144頁「……ここ、海じゃなくて、オレの部屋だぞ」 (#^ω^)ピキピキ 244頁「えへへ、今日はこの部屋は、夕暮れの海だよ」 あばばばばばばb (ry


今回紹介された中では、中也もいいですがタゴールも良かったですね。まあ本編ラストと重なってるってのもありますが……。さて次は外伝。どうなることやら。