バッカーノ! 1710 Crack Flag

読了。

「じゃあ、質問を変えよう。少しだけ、ほんの少しだけ質問を変えるよ」
「……」
「うん、次は『モニカを信じたい?』 って聞こうとしたんだけど、まどろっこしいよねぇ」


なかなか面白かったです。
*1成田良悟の作品自体を敬遠気味になっちゃって、この巻もほぼ惰性みたいなもんだったんですが、まあ読んでみると全然問題ありませんでした。風呂敷広げすぎで、全容あるいは細部が把握しきれないという点はもう放っておくことにしました。
以下コメント。152頁「俺が、新しい仮面を造ってやるさ」 あれ? こんなキャラだったっけ → 224頁「俺には、モニカを愛する資格があるか?」 おいおいリア充じゃねーか……うらやま (ry → 337頁「放せ……放せエルマァァァッ!」 ( ゚д゚ ) 。いやまあね。そりゃ1930年代の話に繋がるならこんな感じになるよね。


でもこれで”完全悪役がフェルメート” になっちゃったわけですが、そのポジションは奴が担当してたわけで、もしかしたら”フェルメートが悪役になった理由” なんかも話になっちゃったりして……。そこまで分枝した話はしないと思いつつも、油断はできません。

*1:デュラララの方は3巻か4巻あたりで読んでて全然頭に入ってこなくなったというか、「やってること、他のシリーズとどう違うんだ?」 って思って、バッカーノかデュラララかどっちかと比べてバッカーノを選んだので、そっちは読むの止めちゃったんですよ。ところがその辺りから