超鋼女セーラ 菫色の楽章・天なるは魔弾の射手

超鋼女セーラ 菫色の楽章・天なるは魔弾の射手 (HJ文庫)

超鋼女セーラ 菫色の楽章・天なるは魔弾の射手 (HJ文庫)

読了。

セーラは、呆然とする茸味に向かって、はにかむように微笑み、
「おはよう、あなた」
なんて、茶目っ気を出して言ってくれるものだから、それだけで、頭が馬鹿になってしまいそうなほど、照れるし、嬉しいし、幸せすぎる。
なんというか、そう、まるで、これは……。

そこそこ面白かったです。
やっぱり話がよく見えないので、どの勢力が何を狙ってて何をしたいのかが分からないですが、見せ場はそこかしこにあるので、まあ流し読みしてるだけで面白いです。最初はセーラと茸味のらぶらぶちゅっちゅが見たくて読んでたんですが、慣れちゃって今じゃ普通としか思えません。『多摩子さんと黄鶏くん』 の変態バカップルっぷりが常軌を逸していたのもありますが。
以下コメント。193頁「ドライヴ!」 ああ、やっぱりこの技好きだわ……。私の中の中二魂に火がつきます。218頁「もうやだ……みんなみんな、自つ勝手で」 千美絵もしっかり存在感があっていいですよね。221頁「自信なんかなくても、戦え」 当の台詞が出てきたシーンは覚えてないんですが、この巻で繰り返し出てきた台詞で面白かったです。


ようやく終わりになるようで、ほっとひと安心。次も期待です。