狂乱家族日記 番外そのはち

狂乱家族日記 番外そのはち (ファミ通文庫)

狂乱家族日記 番外そのはち (ファミ通文庫)

読了。

「あ、あざといっ! ユウカ……恐ろしい子……! オウカの弱点を知り尽くしている……本気で勝ちにきてるのかえ !? なんて……悪女……!」
OASISさんが何を言ってるかわからないな?」
「きいいい! 忘れてた! そういえばユウカってこういうやつだった!」

おや、意外と面白かったです。
いつの間にか本編に現れていた小紅の話と、中学生になった優歌の話が良かったですね。特に後者は未来の話というイレギュラーな構成ながら、”らしい” 話の展開の仕方で楽しかったです。
それにしても……終わりが見えたためでしょうか。「次で終わり!」 と宣言されてると、惰性で買った本特有のダラダラ感がないのかもしれません。ええもう本当に惰性で、狂乱家族日記の1巻なんて何年前に買ったのか……。ラノベを読み始めた初期の頃ですから、最後まで付き合っていきますが。


残るは2冊ということで、ようやく終止符。どんな決着になるにせよ、”らしい” 終わり方になるのは間違いないでしょう。少し楽しみです。