狼と香辛料 太陽の金貨 上下

読了。

「もちろん」
ロレンンスが素直に答えると、ホロは嬉しそうに顔を肩にこすりつけてきた。
辺りは静かで、双方共に軽く酒がは言っている。
ロレンスの常識で判断すれば、このまま勢いに任せるのが定石のような気がする。

読了。

「我々はあなたの盾となり、剣となろう。あなたの血を拭うのは我々の旗であり、あなたの死体を包むのも我々の旗だ」
「そして、勝利の暁に翻るのも、あなた方の旗です」


ついに完結。
ここまで上巻を引っ張っていたので、下巻と合わせて一気に読みました。上下巻といっても問題はほとんど分離してるので、あんまり意味はなかったように思えますが……。というか上巻って何が問題だったっけ? と忘れてしまうほど。
さて、読み終わった後の印象といえば……”リア充め見せつけやがって!” の一言に尽きます。いやもう本当にそれしか見えない。上巻では、上の引用した箇所と他にもうひとつあったと思いますが、”これ明らかに誘ってるよね” なんて場面とか。下巻では、210頁「わっちがぬしをどれだけ好きと思ってるんじゃ、たわけ」 とか。宇和ああああああああああもおおおおおおお!!


というわけで、最後の最後まで楽しめました。ありがとうございます。結局ニョッヒラは放置でしたが、短編集で出してくれそうなので期待です。温泉! 温泉!