タロットの御主人様。 10

タロットの御主人様。〈10〉 (電撃文庫)

タロットの御主人様。〈10〉 (電撃文庫)

読了。

「……そ、そりゃあ、仮に秋人さんがカードの封印に名を借りてせっせとアレの修行に励んできたとすると、そろそろアレの技術に関しては高校生にあるまじき孤高の境地に達してる頃かもしれませんけど……! ひ、ひどいです秋人さん。私は、私だけは、秋人さんが仕方なくアレをやってるんdなって信じてたのに。いつの間に、たった一度だけで女の子を変えるほどの達人になっちゃってたんですか ! ?」


完結。
……うん、最後の最後までいつもの通りでした。ハーレムハーレムして戦ってハーレムハーレムする、それだけ。そして1巻で危惧した通り”22人の女の子と契約するハーレム” になってしまったという。当初は「そんな壮大な! 作者はアホか!?」 なんて思っていたはずですが、いざ蓋を開けてみると想像していたようなしっちゃかめっちゃかなことにはならず。(というかなってしまったら話が成り立たなくなるので当然ですが)。まあ、カード解放のシーンだけで17ページも費やしてるという非常にアレなことになってはいるんですが。そりゃそうなりますよねー。


いやあ、もう完全に惰性で読んでたんですが、完結してほっとしています。惰性的な意味で。
そしてやはり最後の最後までイラストで顔の見分けがつきませんでした。ハーレムものでこれは致命的だったのではないでしょうか。今更ですが。(2,3種程度の顔の描き分けができても逆に困るので、あえて顔は統一して……って言い訳もアリかもしれません)。