ムシウタ 11.夢滅ぼす予言

ムシウタ11.夢滅ぼす予言 (角川スニーカー文庫)

ムシウタ11.夢滅ぼす予言 (角川スニーカー文庫)

読了。

「予言してやる――」
そう前置きし、携帯電話に向かって怒鳴りつける。
「お前は頭が良いフリをしておきながら、肝心なところで倒れる! そして大事な……本当に大事な時になっても目を覚まさないんだ! 何でも見透かしたようなことを言って、俺といっしょに全部終わらせようと言うくせに……一人だけさっさと眠り込んで、目を覚まさない!」


面白かったです。
過去編によるはじまりの三人が生まれる瞬間と、それに続く侵父の猛攻。細部はほとんど忘れかけているものの、それでもなお熱い。まあ、既刊と繋がる設定をかなり取りこぼしてる感がして、もやっとしますが。


さて、口絵の詩歌がどう見てもふたる様です、本当にありがとうございました。ってこのネタまだ通じるのかな……。