超鋼女セーラ 黄金の楽章・超鋼女セーラ

超鋼女セーラ 黄金の楽章・超鋼女セーラ (HJ文庫)

超鋼女セーラ 黄金の楽章・超鋼女セーラ (HJ文庫)

読了。

「セーラちゃんが、てめぇに助けてほしいってかよ?」
「はい」
自信過剰と言われても良いと、言い切る。
その可能性、、、、、がすこしでもある以上、オトコノコはそれに応えなければならない。


ついに完結。面白かったです。
正直、途中で世界観やら設定やらが全く分からなかったので、最後はどうなるのか不安でしたが、杞憂でしたね。惰性だった時もありましたが、ここまで付き合ってこれて良かったと思います。
159頁「僕の大切な先輩たちを、彼女たちを大切に思ってる人たちを馬鹿にするなっ!」 もうね、超弱い奴が単身で敵地に乗り込む展開とかドツボですよ*1。また、今までの色々なヒロインに対する寄り道って、読むのがすごい面倒だったくらいなんですが(そいつはいいからセーラ先輩とのキャッキャウフフを出せ、と)、160頁「〜〜の〜〜だって知らないくせに!」 の連発でそれも報われましたね。敵との差を既刊の内容で示してくれていて、良かったと思います。


最後に久しぶり感のある甘々プレイを見て、ほっこり満足で終了。ちょっと途中がだるかったけど、熱く、甘く、時には笑えるシリーズ。楽しませてもらいました。お疲れさまでした。

*1:初期の上条さんはこんな感じで……。今や完全にチート能力ですが。