“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ…… 4
“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4) (ファミ通文庫)
- 作者: 野村美月,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2012/04/28
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 132回
- この商品を含むブログ (35件) を見る
「これはこれでありなのかもしれないと最近は思いはじめてきた。なにより貴様のあとならハードルは、だだ下がりで、次こそまっとうな男と結ばれてくれるだろう」
「おいこら! ハードルだだ下がりってなんだよ!」
面白かったです。
どんどん攻略を進めていく是光の快進撃が止まらない。全方位から好かれる感じになっていて、ハーレム物の様相を呈してきましたが、そこらの主人公モテモテ物語とは一線を画す説得力。なんせ是光は二人分、ヒカルのハーレム王と是光の無自覚ストレートがしっかり合わさって、二人一組で攻略していくんだから、そりゃあ納得もしますよ。こいつぁ無理もない……。
今回は、2巻のラストで衝撃発言をしたのに3巻でスルーされた帆夏が大活躍。74頁「(もう、死にたい)」 で自爆したり、134頁「バカ、バカ……バカ」 とぽかぽか殴ってみたり。最初はななせポジションかー、でもななせそんなに好きじゃなかったしなー、みたいに思ってましたが、ここに来て帆夏にぐっと来てしまいました。特に後者のぽかぽか殴るシチュが好物すぎてもうね。たまりません。最後にしーこがフラグを立てていきましたし、これはまだまだ帆夏のターンが来るのではないでしょうか。
次回は末摘花。元を知らないので反応しようがないのですが、またロリ枠? イラストを見た限りではそうでもなさそうですが、果たして。次も期待です。