@HOME 3 長男と長女を巡る喧噪。

@HOME(3) 長男と長女を巡る喧噪。 (電撃文庫)

@HOME(3) 長男と長女を巡る喧噪。 (電撃文庫)

読了。

つまりは、こういうことか。
1.倉須先生は留守にしているという僕の言
2.ベッドから聞こえてきた妙に色っぽい声
3.こいつは保健室に女を連れ込んでいる
「いやいやまさかそんな悪意の三段論法は……」
「誰を連れ込んでるんですか?」
「そのまさかだった!」


薄いけど、読み応えがあって面白いです。
今回、長兄と長女というよりはきょうだいに焦点が当たってて、1,2巻より好きです。どうも、毎回主人公の響視点の話になるので、あんまり家族小説って感じじゃないんですよね。次もきょうだいの○○のトラウマを響が解決って話になりそうですし。でもまあ、こんな風に家族の空気を感じられる短編集をちょこちょこ出していく形式になるなら、それはそれでいいかも。


表紙の二人の扱いの差に泣い (ry