マグダラで眠れII

マグダラで眠れII (電撃文庫)

マグダラで眠れII (電撃文庫)

読了。

「大前提として、俺はお前を手元に置いておきたかったから引き取った。それがわからないか?」
「……でも」
「それとも、安心するだけの証拠が欲しいって?」
「えっ―― ! ?」


ふう。全くもう。
サービスシーンが多くて、完全にキャラ萌えだな……と思ってたら、作者もあとがきで「にまにまするシーンが多かったと書いてたり。自覚ないのかよ! 悪魔か!
このシリーズ読んでて感じたのは、狼と香辛料より生ぬるいというか、謎の刺激が少ないなーと思ってたんですが、そうか、商人じゃないからか……。生き馬の目を抜くのは錬金術師くらいなもんで、あとは職人ですもんね。ってことは、後々商人に痛い目遭わされる展開とかありそうで怖い。


ラスト、330頁「まあ、そんなのもアリか?」 とか主人公が勝手に一人で納得してるけど、実は勘違いだった展開のほうが夢ひろがりんぐなのでそう思っておきます。