イース トリビュート

イース トリビュート (星海社FICTIONS)

イース トリビュート (星海社FICTIONS)

読了。
いやあ、面白かった! なんかもう満足。簡単に印象を述べようとしたら、ストレート・変化球・暴投・ストレート・フォーク(掲載順) といった感じになってしまって、それ、座談会レポ後編(参考リンク参照) の著者たちの思惑そのままじゃん……という。
いや、見事にツボを押さえてますよ。座談会レポ後編で、芝村裕吏は「お約束を詰め込んで並べていったら最終的にパズルみたいになった」 と言ってますが、正にその通り。というか、「ゲーム化しようと企画は持ち上がるけど毎回ポシャる、そんなギリギリのラインのとこを狙って書いた」 とか、「小太刀右京の作品は逆に正統派すぎて本編とネタかぶりしないか恐々としていた」 とか、なんかもう、座談会が面白すぎて、改めて感想書く必要ないよね、ってくらい。あ、フェルガナ断章については、正史かどうか分からないはずなのに、本編を補完しまくってて逆に困る、ってことだけは書いておきます。笑うしかない……!




是非また次回作も期待したいですね。


参考リンク:
5人の豪華執筆陣が「イース」シリーズへの思い入れを語る。「イース トリビュート」刊行記念座談会レポート(前編)
彼のことは……まあ置いておくとして。5名の執筆陣が自身の作品とシリーズの未来を語る「イース トリビュート」刊行記念座談会レポート(後編)