シフト〈2〉世界はクリアを待っている

やっと読んだ。各地で面白いという評判を聞いていたので楽しみだったんだけど、どうにも駄目だった。
確かに心理描写とか箇所箇所は面白くて、懐かしいものがあったというかあぁそう言えばうえお久光はこんなのだったね、って印象だったけど、全体の話がグダグダというか。1巻の時のように世界観をわからせるための起承転結のわかりやすい短編じゃなくて、世界に既に存在してるストーリーから色々切り取って文章にしてるというか。「こんなことがあった」 を仄かに会話の端に匂わせて後はスルー、みたいな。有り体にすると、良く言いえば伏線張りすぎ。悪く言えば話がバラバラ。


ただ、ここで重要なのが1つ。読んだときの私の頭がかなりボーッとしてたこと。これはまずかった。読まずにいるべきだった。経験的に、あの頭の状態で読んだ本は全部面白くなかったから。というわけで↑の感想はかなりバラバラ状態です。共感が得られないこと必死。今度日曜にでも再読してみます。