レジンキャストミルク〈5〉

読了。

「……ごめんね、芹菜」
鴛野さんは芹菜先輩を見て、微かに笑み。
その笑顔を、その顔に、まったく似つかわしくないものへと――変化させます。
「もう友達ごっこはやめにするわ」

口絵からして布石が打ってあるのが理解できて物悲しくなる、そんな5巻。


相変わらずインパクトの強い展開で「うわ……うわうわうわっ!」 って感じに鬱展開。しかも、まだまだ序章でっせ、みたいな雰囲気。これから先がどうなるのか、気になる話ではありましたが、カタルシスはなかったかな。富士鷹ジュビロじゃないですが、なにかというとギミックだ、みたいな。違うかな。
ただ読んでるときのドキドキ具合は期待通りといった感じ。ほのぼのパートも楽しいので、短編集が待ち遠しいところです。本誌を立ち読みする気にはなれないし。