ROOM NO.1301 #7 シーナはサーカスティック?

ROOM NO.1301(7) シーナはサーカスティック? (富士見ミステリー文庫)

ROOM NO.1301(7) シーナはサーカスティック? (富士見ミステリー文庫)

#8が出るので古本待ちを諦めて購入。
こんなに買うのをためらった表紙は久しぶりだ。もう慣れたと思ってたけど。

「蛍子さんのことなら」
冴子はそんな健一の気持ちに気づいたみたいだった。
「……はい?」
「蛍子さんとのことは私は失敗してしまったとは思ってないわ」
「そうなんですか?」
「だって、二人は今でも愛し合ってるんでしょう?」

そういや前巻の終わりはけっこう衝撃的な奴だった。


各地で「エロいラノベ」 として挙げられていたわけですが、決してそれだけではない、というのは強く言っておきたいですね。たしかに最初の方こそ、その余りにあけっぴろげなエロさこそが面白かったわけですが、蛍子→シーナの巻あたりからはそれ以外の話も面白くなってきてます。「それ以外」 って、まあ漠然としてますが、説明しにくいのでぼかします。「意外にハッとさせられる一言がある」 くらいでしょうか。
で、今回の話なんですが……なんだか、あれですね。エロい。既巻と比べてエロはほどほどですよね。それでもエロいですけど。なんか別に書くこともないような。慣れって恐ろしい。
あ、あと後書きで作者が「きゆづきさんだけ云々」 言ってましたが、「さよなら、いもうと。 (富士見ミステリー文庫)」 の前に仕事してたのかな? それとも元々知り合いとか? とか思いましたが、「寝起きの悪い定休日―DEAR DIARY〈1〉 (富士見ミステリー文庫)」 の本文イラストでやってたんですね。