ギロチンマシン中村奈々子 義務教育編

ギロチンマシン中村奈々子―義務教育編 (徳間デュアル文庫)

ギロチンマシン中村奈々子―義務教育編 (徳間デュアル文庫)

読了。

<えへへぇ。これをきみの両腕としてガチャンと装着すればお終いでぇす。だいじょうぶ痛くない痛くない痛い痛い〜>
どっちなの? すごく重要なところだからハッキリしてください!<痛い〜♪>
やっぱり痛いんかい――あぁ、やめて! やめて!

なんか中途半端にでかいよ徳間デュアル文庫。新書>徳間デュアル>文庫。


狂乱家族日記1巻の、凶華のむちゃくちゃに対する凰火の心中でのツッコミのような、ああいうコミカルさがあります。最近の巻ではそういうのが減ってきてるので、この本でそれが見れたのはちょっと嬉しいかな。あぁ、日日日のこんなところが好きだったんだけど――と。

人類とロボットは戦争をしている。
ロボットに自我を与えた人類は、反旗をひるがえしたロボットに一瞬で打ちのめされた。いまや世界の7割を侵略され、人類はまさに滅亡に向かおうとしていた。そんな時代、1人の少年兵士が飛行中に撃墜されて目を覚ましたとき、そこはロボットが人間らしさを学ぶ<学園>と呼ばれる施設であった――

うん、そう、そういうコミカルな部分は良いんですが、どうもメインの話はそれほどでもなかったかな……と思ったけど、読み返してみたら、あれ? 別に悪くはないかな? と思い直しました。読んでる内はそんなに自覚してなかったけど、面白かったかも、と。
多分あれですね。昨日の「DIVE !!」が面白すぎた。次の「学級崩壊編」 も一応買ってみるつもりですけど、どうでしょう。ラブコメ的な部分を読みためだけに購入、ということになってしまうかも。そういう意味で、次巻に期待。頼むよ日日日