ぷいぷい!

ぷいぷい! (MF文庫J)

ぷいぷい! (MF文庫J)

読了。世界史の話は眠くなります。ぐう。

「深窓の令嬢、かあ……。なんか住む世界が違うし、競争率も高いけど、高嶺の花ってのも、いいもんだよね」
「ああ。高山植物って、けっこうきれいな花咲くよな」
陣は本をながめながら、てきとうに返事をした。夕也は眉をハの字にし、ヘッドフォンを耳からはずして首にかける。
「高嶺の花って、そういう意味ではじゃなくて! 座堂シエラのことだよ」
「人間みたいな名前の花だな」
「おまえって、ゆるい角度で浅く入ってくるねえ」

ランプこすったらクラスメイトのお嬢様がメイドの格好で出てきたよ、な話。


ハイテンポで進む会話は文句なしに面白い、んだけど。ところどころに入ってくる妙な会話も面白いんだけど。ご主人様云々+高飛車ってそれどこのゼロの使い魔? とか思わないこともない。というより、もうツンデレはお腹いっぱい、とかそんな感じかも。あ、でも主人公がツンデレを見抜いて(・∀・)ニヤニヤするのは新鮮かな。
その他にも色々キャラが多くて、メガネ副会長とかお兄ちゃん呼ばわりとかもお腹いっぱいだなあ。妹はともかく副会長は、もう全くもって不要なんだけど。2巻では活躍してるのだろうか。