とある魔術の禁書目録 10

やっと最新刊に追いつけるよ読了。

ステイルは、ギラギラと光る指輪のついた人差し指で、真下を指差す。
「またげよ、上条当麻。またいでオリアナを追うんだ! これが僕達の世界なんだよ。残酷なものだろう。僕達にその子の傷は癒せない、それは絶対に覆らない。だから誰かを守るつもりがあるなら拳を握れ。僕達にできる事なんて最初から限られているんだ。君の右手には幻想を殺す力しかない。幻想を守る力なんてどこにあるっていうんだ」

うーん、まあ。一定以上は面白い。


どうも戦闘中の口上がくどい。そして納得できない。そこじゃ、そこじゃない! 相手の論理を突き崩すポイントが違う! というのは相手の論理にも分かりやすい穴が開いてることも原因か。既刊はもっとこう、相手の論理が(一見) 完璧で読者も納得させられるんだけど主人公が盲点を突いて看破、というのが楽しかったような。あんまり覚えてないけど。
自爆委員長は前回のリタイヤで出番なしだったかー。このまま放置なのかな。感想見て回ってると、姫神にスポットが当たってて■■が云々、とかいうのがちらほら見かけたけど、正直■■ってないがしろにされてること自体知らなかった。姫神については設定しか覚えてなかったし、句点しか使わない台詞に何じゃこいつ、とか思ってました。すみません。