タクティカル・ジャッジメント6 湯けむりのデスティニー! 大舌戦編

読了。

「……ひっくり返すだのでっち上げるだの、相変わらず弁護士とは思えねえセリフだな」
「ようは勝てばいいんだよ勝てば。結果さえ出せば手段は問われないのがこの業界なのさ」
「……お前、”モラル”って言葉の意味知ってるか?」
「"勝ったヤツが正義”って意味だろ?」

「この検察官!」 で笑いすぎた。デジャブな気もするけど。1巻であったんだっけな。


ほとんどが裁判所のシーンで副題通りに大舌戦なわけで、その辺りの絡みやらは笑えたんだけど、どうも「おぉーっ!?」 と驚くような事件の解決の仕方じゃなかったのが残念。その点では2巻は良かった。真犯人は分かってて、でも推測でしかないからどうにも出来ない……って状況からひっくり返すのは楽しかった。まあ2巻よりは確実にギャグが面白くなってるので、それはそれで、という感じだけど。