タクティカル・ジャッジメント8 自業自得のクリスマス!

読了。

「最初からそう言ってくれればいいんだ。で、どうするよ、トイレにでも駆け込むなら一分後にかけ直してやってもいいぜ?」
『いや、いい。どうせ今は死体も来てなくて暇だったんでな』
「おいっ! 暇だったんなら最初から素直に相談に乗ってくれよ!」
『俺が貴様にそんなことをしてやる義理がどこにある?』
くああああああああ。

雪奈とのクリスマスを前に持ち込まれた相談に、山鹿はてっとりばやく証拠隠滅を図ったが――自業自得な第8巻。


「影野の顔が怖い」 と作中で何度も言われてるにも関わらず、ずっと単なる美形キャラとして描かれてたんだけど、今巻でやっと絵が修正。なるほど納得、な怖い顔だった。
で、本編。裏目裏目に出てしまう行動のせいでどんどん逃げ場をなくしていく様は緊迫感があって良かった。しかしやっぱり、それ以外ではもう随所のギャグしか印象に残ってない。もう、「してやられた!」 感を期待してもしょうがないのだろうか。