ぷいぷい2!

ぷいぷい2! (MF文庫J)

ぷいぷい2! (MF文庫J)

読了。余談だけどこの人がゴルゴ13の脚本やってることに驚き。しかも何度も読んだことある話が多かった。

陣は携帯を手に取る。発信者は座堂シエラ。
「ちょっと庶民、最近何してるわけっ? 今日こそは、ぜ―――――ったいに呼びだしなさいよねっ!<(○`ε´○)>プンスカプー」
(なんだ、この顔文字は……)
シエラのほうに視線をむけると、携帯を手にちらっとこちらを見て、またツンと顔をそむけた。

ランプこすればお嬢様がメイドの格好した魔神になって出てくるよ、な話第2巻。


読んでる時の私の調子が悪かっただけかもしれないけど、微妙だった。相変わらずキャラが多い。短編みたいな構成で、1,2話は良かったんだけど、3話で躓いた。寮長が本気になってからはカオスな展開で頭がついていかなかった。「吼えろペン」 で『プロレス漫画を読む時には先にフィクションレベルを調節しておかないと楽しめない』 とあったけど、そのレベルがいきなりぶっ飛んでしまった感じ。
所々の細かい会話は面白かったし、引用文の「携帯でメールしつつすぐそこにいる本人には不干渉なシエラ」 に撃沈したりもしたけど、3話のそれと差し引きしたらちょっぴりマイナスな印象。次に期待……と言いたい所だけど、とりあえず調子が回復してからでいいか。