太陽の塔

太陽の塔

太陽の塔

読了。しまった文庫が出ていた。

何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。
なぜなら、私が間違っているはずがないからだ。

作者ブログ(この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ)が面白いと感じる人は読んでみてもいいかも。


電車の中で笑いを噛み殺す姿は非常に見苦しいとは充分に分かっているが、勘弁してほしい場合もあるもので。この本の場合それが当てはまる。内容は京大農学部院生の主人公が京大生らしさを前面に出してアレコレする話。詳細は説明できそうにないので、上の画像のリンク先を代わりに読むことをお勧めする。
いやもう面白い。表情筋が過労で倒れそうだった。何が面白いって……それが説明できれば苦労はない。「砂漠の俺作戦」 なんてフレーズで笑ってしまうのは、どう考えても別次元の思考に取り込まれているせいだと思うのだけれど、3次元のここに戻ってきた今となっては何も分からない。何が面白いのだ。裁くの俺作戦。これは今単に誤変換で出できただけなのだが合ってそうな気がする。


詳細に説明できないのが悔やまれるが、ぴったりと填まってしまえば自分の文体が影響される程の恐ろしさであるので、是非一度、作者のブログをのぞいてみてほしい。