ゼロの使い魔 (10) イーヴァルディの勇者

読了。

「ルーを返せ」
「あの娘はお前の妻なのか?」
「違う」
「お前とどのような関係があるのだ?」
「なんの関係もない。ただ、立ち寄った村で、パンを食べさせてくれただけだ」
「それでお前は命を捨てるのか」
イーヴァルディは、ぶるぶると震えながら、言いました。
「それでぼくは命を賭けるんだ」

タバサを助けに行くよ、な話。


何故か涙した。思いっきり感動したとか、感銘を受けたとか、そんなのじゃなくて。むしろ、涙が出る方へ出る方へ気持ちを誘導していった感すらある。せっかくだし泣けるんなら泣いとけ、みたいな。雰囲気かな。映画やドラマで、その泣いてるワンシーンだけで涙を誘うことがあるけど、それに近いかも。
そして、あとがきで作者が言ってるけど、いよいよハーレム状態に。ルイズとシエスタキャットファイトしたりするし、姫様は姫様でなんやかやしてるし。どこまで行くんだろう、このシリーズ。私は割とラブコメ以外も楽しみにしてるので、そっちとどう折り合いをつけるのか気になるところ。