とある魔術の禁書目録 12

読了。

「い、いや大覇星祭で罰ゲームを巡ってちょっとした勝負をして、そんで私が勝ったから勝者としてこの馬鹿を引きずり回しているだけよそれだけよ。えーとそのそもそも大覇星祭の事から説明した方が良いのかしらつまりね」
「つまりお姉さまは素直になれないのですか、とミサカは情報分析を開始します」
「ぶっ!? どこで集めた情報をどう分析したらそんな結論に達するのよ!!」

学園コメディと書いてラブコメディと読む、な話。


うん、コメディ満載で面白かっ……え? あれ?
という感じの第12巻。ちょうど第5章に入る前で中断してたから、完全に不意打ちだった。
ブコメとして御坂がメインのはずなのに、楽しかったのは意外と御坂妹との絡みだったり、前々巻で確認出来てたのはステイル→小萌方向だけだったはずだけど、実は逆もまた然りだったり。
そして次回予告として第5章。このままアクセラレータが狂気に走るのかと思いきや、そんな、主人公級の展開だとは。いいね。しかしそこは何巻か前に当麻が通った道だ! という感じがしなくもないけど。これはこれで新鮮か。


あと『反射』 の対抗手段。ギャグ漫画並の理屈じゃね? という感じ。言っても無駄だしどうにもならないけど、でもこれだけは言いたい……っ! そ れ は な い 。
いや、まぁ、こねくり回したら何とかなるかもしれんけど。