神様のメモ帳

神様のメモ帳 (電撃文庫)

神様のメモ帳 (電撃文庫)

読了。

アリスの顔から笑みが消えた。しばらく答えはなかった。PCのファンのうなりだけが聞こえていた。ああ、正解だ、と僕は直感した。同時に、心臓がかかとの裏まで押し込められたような気分が襲ってくる。
やがてアリスがつぶやく。
「墓を暴いて死者を辱める覚悟が、できたのかい?」

ニート探偵。


うんうん、まぁまぁ。
鬱というには落差が足りないから、ダウナーかな。ゆっくり下降気味。
ただ、感情の発露が急峻というか。有体に言えば共感できなかった、ってことだけど。完全に置いてけぼりなので「そんなもんかねえ」 ぐらいで読み進めていったけど、やっぱり無理だった。うーん、まあ、こればっかりは仕方ない。個人差。
んでその他の部分、キャラ設定とか性格とか掛け合いとかは心地が良くて面白かった。そういうのを含んで「まぁまぁ」 なのかな。「増えるぞニート! 燃え尽きるほどニート」 とか「山手線ゲーム:お題『ハロワによく置いてある冊子』」 とかは笑える。



ただこれ次はあるのかな。作者HPによると2/10発売の電撃hpに短編が載るみたいだけど。コメディ短編が出るなら期待大。