死神とチョコレート・パフェ 3

死神とチョコレート・パフェ〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)

死神とチョコレート・パフェ〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)

読了。

「さぁ、行くぞ、天倉神名。楽しく、素敵な傭兵ライフを伝授しよう」
「は? いや、待てって。俺はそんなもん知らなくていい」
「はっはっはっ! まぁ、そう言うな! 戦場は楽しいぞー。空気も良いっ」
「どんな戦場だよ!? ていうか、その空気が良いって違う意味だろ、おい――っ!?」

またイリスが来た。どうせ無理難題を押し付けて、やらなければチョコレート・パフェに変えると脅すん――「今日は、頼みたいことがあるのよ」 「た、頼みたいこと!? はぁ?」 ……という話。


うーん、薄味だなあ。
読んでる時はそれなりに楽しいんだけど、読み終わってみると全くもって印象が薄い。いや、面白いことは面白い。料理とかラブコメ分とかイリスとか。ただ、強烈さがないのかな。魅力ある1冊とは到底言えないというか……期待値は高くないけど割と笑わせてくれるので一応見とこう、みたいな。
こじんまりとした歯医者とか銭湯とかに置いてある漫画のような、わざわざ買って読むほどじゃないけど置いてあったら読むかなー、ぐらいの印象。
いや、買ったんだけどさ。