ぷいぷい4!

ぷいぷい4! (MF文庫J な 01-20)

ぷいぷい4! (MF文庫J な 01-20)

読了。
[●∪●]プキュー

「宇多田もコンクールなんて無理じゃない? 作曲はショボショボ、作詞はダサダサ、バンド名もダサダサ、ファンションセンスはチョイ悪どころか最悪、顔はイケメンぶってるけど丸刈りに換算してみるとまぁ十人並み」
丸刈りに換算したら、誰でも十人並みだろーが!」

シエラは『ランプの魔神』 として、呼び出した『主人』 である陣の願いを満たして感謝されなくてはいけない。だがとうのシエラは、「さっさと感謝しなさい」 と逆に命令してくる始末……という主従逆転ラブコメの第4巻。


いやあ楽しい。楽しすぎる。そしてこっ恥ずかしい
大体がコメディ中心だけど、そこにふっと差し込んでくるラブが恥ずかしすぎて身悶えてしまう。垣間見える普段とのギャップに見蕩れていると……なんてベタもベタの大ベタなんだけど、しかしそれが良い。あと「♪ハムハム♪ ♪ラビラビ♪」「♪法典♪」 も違う意味で恥ずかしかった。こういうのって直視できないw
ストーリィはもう全然進んでないけど、期待してないので問題なし。第三勢力? どうでもいいよ。むしろ、124頁の水中のアレはもうちょっと引っ張って欲しかったとか、前巻での宣戦布告がほとんど活きてなかったなぁ、とかの方が残念。まあ後者は次の巻で何とかしてくれると思うけど。


やっぱ何も考えずに楽しめる本ってのは気楽でいいなあ。食指が伸びやすい。電車とかで読むと周囲が気になって逆に楽しめないのが難だけど。