みずたまぱにっく。―This is MIZUTAMASHIRO!!―

読了。

「――まっ、ましろん! ギザカワユス!!」
忍が、なんかゆった。
何語かは判らないけど、ほめているのは、なんとなく判った。
が、今のマシロには、それがほめ殺し――イヤミにしか聞こえなかった。
「オマエっ! オトコのクセに、そんな服を着て恥ずかしくないのかっ!?」

水玉シロー、もとい、水田マシロは、女子寮でバイトをすることになった。しかし大豪邸とも言える寮に住んでいたのは、たった4人だけだった。しかしその全員が、魔法を身にまとっているような美しさで……。


どうだろう。ある意味面白い。
要するにバカ小説(かつ擬似TS※重要ネタバレ) なわけだけど、そのバカさには乗り切れなかった。序盤はそうでもなかったんだけど、70頁「エア・メガネ」 で躓いたあたりから*1微妙になってきた。
プロローグ的な話なので、あまり印象に残った話もなく……や、本筋は十分印象に残ってるんだけど。まだまだこれからって感じ。なんか色々隠してるし。寮母さんも名前だけでほとんど絡んでこないし。


気になる、という点では、続刊も買うだろうしOKなのかも。

*1:どこかで感想を目にしたせい。迂闊。