ムシウタbug 4th.夢並ぶ箱船

ムシウタbug 4th. 夢並ぶ箱船 (角川スニーカー文庫)

ムシウタbug 4th. 夢並ぶ箱船 (角川スニーカー文庫)

読了。

「……この借りは、いずれ返す」
宗近は、かすれた声を絞り出した。
「え?」
怪訝そうな亜梨子の頭の上、モルフォチョウを睨みつける。
私は、一抜けさせてもらうぞ――。
銀色の蝶々を取り巻く謎や争いに関わるなど、まっぴらゴメンだ。

まだまだ続くよbugシリーズ。


「夢閉ざされる塔」……"霞王" とハルキヨがどんどんふざけたキャラに。ガシャガシャの前に子供が陣取ってると、周囲をそわそわ歩き回ってたりするんだろうか。
「夢並ぶ箱舟」……やっぱり二人ともふざけたキャラに。台風の目、というのは的確な表現だなぁ。
「夢守る魔法使い」……感覚を交換するだけじゃ傷は本人に残るべきじゃね? とか思ったけど、まぁそんなもん。
「夢つなぐ温もり」……大助はまだまだ亜梨子ハリケーンからは逃れられないよ、という話。何だかbugシリーズも8巻くらいまでありそうで怖い。


コメディが基本の短編なので、気楽に読めるのが良い所。さて、次でやっと最新刊。