きゅーきゅーキュート!2

きゅーきゅーキュート!〈2〉 (MF文庫J)

きゅーきゅーキュート!〈2〉 (MF文庫J)

読了。

「顔を水につけて、ブクブクブクって息吐いてみて」
「できないわ、水は嫌なの」
「できなきゃ、泳げないよ」
「きゅ〜、でもぉ……」
「手、放そうか?」
「……イジワル」

キュートと一緒に登校……そんなことがいちいち幸せに感じる。しかし悲しいかな、能力値99の理刀は学校に着いた時点で別々のクラスへ――今日もそうやって別れたところへ、「キュートが学院入り口で暴れている」 という話を聞く。さっき別れたはずのキュートが何故!? 異種間恋愛ファンタジー第2巻。


実にストレートにラブコメしてた。
しかしまあ、1巻でフルメタとぷいぷいを引き合いに出したのは間違いだった。いや、1巻でこの2つを比較対象として連想したことは間違いないんだけど、2巻では全然思い浮かんでこなかったってだけだけど。
内容としては、777人の姉がいるってのもネタに困らないよなぁという話。まずは七百七十七女の姉。数時間先に生まれたってことで、「どっちが姉か妹かを議論しないけど仲の悪い双子」 のような関係。こいつがまた異母姉妹のくせにキュートに似ていて*1、しかも×××××な行動に理刀はドキッとしてしまい……みたいな話。


付箋を全然貼らなかったというのは、良く言えば、全編通してラブコメ的な雰囲気が楽しい。悪く言えば、ありきたりすぎで心に残る場面がない。……ということになるかな。まぁ、瞬間風速的にでも楽しければそれで良いってことで。

*1:というか778人全員が似ているんだっけ。父が物凄いのかな(何が?)。