バッカーノ!1934 完結編 Peter Pan In Chains

読了。

「り、理屈が解らん!?」
「理屈が解らん? 大丈夫大丈夫、俺にも世の中の理屈なんてさっぱり解っちゃいねえが、こうして今日の日もまた空に昇って海の彼方に落ちていってるじゃねえか! 大事なのは、解るかい、大事なのは理屈を理解することじゃあない! その事実がどうしても目の前にあるってことを納得し、受け入れるか抗うか見なかった事にするかってぇ選択肢を選ぶ事さ、そうだろ?」

様々な思惑が交差し、混乱をきたす舞台に役者が揃ったとき、それぞれの配役が動き始める――1930年代編・第8巻。


今更だけど……な・が・い!
あとがきに「残る1930年代編の新キャラは『ルノラータ孫』 『ネイダーの幼馴染』 『クロッキー一族』 だけなので、『そろそろキャラの名前が覚えられなくなる!』 という方はご安心を」 なんてあるけど、「もう覚えてられない!」 という人に対するフォローは……。Wikipediaを見ても、「こんな奴もいたなぁ」 っていうのが半分で、「こんな奴いたっけ?」 が残り半分なんだけど?
ヒャッハァ」 言ってる奴は固定だったのか! とか、69頁「ドニー、代わりに蹴っておいて」 とか、334頁「無くなっちゃう!?」 とか……何かコメディばっか記憶に残ってる感じ。あ、でも414頁「アイザック……!」 には不覚にも泣きかけた。あと426頁「怖くなってきたたたたたたたた」 は非常に"らしい"なあ、それでこそ! とか。あとリーザ


えっと、あと『1705』 『1710』 『2002』 『1935』 が構想としてあるみたい。まあその1.5倍にはなると予想しておかないと痛い目見そうだし、続きをどうしようか迷うところ。いや多分読むんだろうけど。