銀盤カレイドスコープ vol.8 コズミック・プログラム:Big time again

読了。

TS ありがとう。で、最後にひとつ訊きたいんだけどいいかしら?
―― 勿論、どうぞ。
TS 貴方だれ?
―― ……ジェームズ・ボイドと申します。

「私は貴方のシモベじゃない――」 打倒リア宣言を打ち出したタズサ。そして以前に増して過熱するトレーニング。それはとても苦しく――そして確かに手ごたえのあるもの。


いざクライマックスへ。
否が応にも緊張感が高まる巻。ここにきて原点回帰というか、1,2巻の興奮が再び、みたいな。いやあんまり覚えてないんだけど。あのドキドキ感をなんとなーく覚えてるくらい。
個人的に気に入ったのは、引用文の皮肉とか、188頁「ガブリーの真似すんなって書いてあるわ」 とか、五輪前夜のホテルとか……。ホテルでの焦燥感とかもう怖すぎる。


あとがきないよ、って思ったけど、8,9巻同時発売だからか。別に厚くなってもいいんだけど。