DEAR3 二人で見つめる土曜日

二人で見つめる土曜日―DEAR〈3〉 (富士見ミステリー文庫)

二人で見つめる土曜日―DEAR〈3〉 (富士見ミステリー文庫)

読了。

「先輩、それって愛の告白ですか?」
「あ、え、いや、その……」
拓弥は優子ののんびりとした質問にどう答えていいかわからず、おろおろする。そんな拓弥を見ながら優子は言葉を続けた。
「違うんですよね?」
「……それは、そういうことです、はい」

目が覚めると、真夏の砂浜に居た。そして周囲の人は凍りついたように動かない――前と同じように、しかし「ショーゴ!」 と呼ぶ声があることに正吾は違和感を覚える。


意外とのめり込んでしまった。
一言で述べてしまえば、TTに加えて”TS”かー、とか”修・羅・場! 修・羅・場!” とか。しかも2回(2回目は笑いにしてたけど)。……しまった、一言で済ませてみると、それ以上言わなくてもいいかなあ、とか思ってしまう。
あと、真相はだいたい分かるものの、誰がどう、というのが分からず……。実際に真実が明かされてから、正吾たちの1回目の死因って洒落になんねーな、とか思ったり。


次でシリーズが終わるのか、と思うと残念な気分に。こんなに楽しみにしてる自分に意外。Diary1とか、1ってついてるんだし続き出してくれないかなあ……今更な話だけど。