レジンキャストミルク7
- 作者: 藤原祐,椋本夏夜
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/06
- メディア: 文庫
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「私たちがクレープを食べるのを指をくわえて見ているがいいのです」
「って、あんた最近サドっぷりが加速してない!? 主に私に対して!」
「いえ、愛ですよ?」
「こんなに苦しいなら愛など!」
連れ去られた芹奈を奪還するため、晶たちは行動を開始する。
不覚にも泣けてきた。
うっはー。これは。いやもう。分かってたけどさ。1ヶ月くらい前、新刊予告で”表紙絵を見た”辺りから分かってたけどさ。……いや実に面白かった。次の最終巻へ向けて、否が応でも盛り上が……るのかな。どうだろう。エウレカもそうだったけど、最終話目前の48話が一番盛り上がる*1っていう例もあるし。そこら辺は一抹の不安。まあ不安になっててもしょうがないんだけど。
しかしこう、何が凄いって、一番それらしいシーンである所の250ページの時点では、まだ涙腺も通常運転であったりすることで(エピローグ1stのこともあるし、修正力が働くんじゃねーの? とか思ってたし)、その後の266ページの咆哮を踏まえて、269-270ページとそれ以降の各シーンでは涙腺緩みっぱなしだった。うはー。あーもう。
112頁「『純白虚偽』(スノウブラインド) を与えてやる!」 とか、176頁「そんなことにこだわってたのか? この失敗作」 とかも良い感じだったけど、完全に喰われちゃったな。前者付近はなんだか無限回廊の方にちょっとだけ感情移入した結果。
久しぶりにエンタテインメントをばっちり味わえた気がする。さぁ次巻。頑張ってください。作者。
余談。
本当の本当に関係ないけど、プリンのせいで冷蔵庫の灯が見えないくらいあります。
4列×9行×8段で288個。今10個減って278個です。さてどうしましょう。
*1:というか、一番好き。