涼宮ハルヒの動揺

涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)

読了。

俺にはややこしくてもう一つスッキリ解消とはいってないが。解ってないのは朝比奈さんもそうであるらしく、メモ帳に線を引きながら、
「これが二時で、こっちが三時、猫さんがいたのは二時から三時……じゃなくて、三十分? ううん? ねこねこ」
とか言いながら困った顔でソバをちゅるりとすすっている。

秋冬冬冬冬……と起こった出来事を記した短編集。


動揺してるのは3話目くらいじゃね?
ライブアライブ…… 言ってしまえば善行を積むハルヒにシフトしたかもしれないのに。まぁ、そうすると物語が進まなくなるので仕方ないと言えば仕方ない。
朝比奈ミクルの冒険 Episode 00…… 面白かったんだけど、流石に後半はだれてきた。75頁「何かが変わるのでしょう。おそらく、変わるのは……」 は、伏線にしても抽象的すぎて、どんなエピソード持ってきても合致するような伏線なような。
ヒトメボレLOVER…… ベタベタ。投げれば拾われるし密着して喧嘩すれば誤解される。ベタベタ。だがそれが (ry
猫はどこに行った?…… 5巻の後日談。旅行的にはむしろこっちがメインだったはずだけど。
朝比奈みくるの憂鬱…… 261頁「あたしに出させて」 傍から見るとエロい台詞、っていうわけでもなく、単純に、(1巻の「あたしとあんまり仲良くしないで」 もそうだけど) 少しでも関係性を強めないようにしたいという表れなのかも。


長編かと思いきや短編だった6巻だけど、長長短長短短、とくれば次こそ長編のはず。さーて。