涼宮ハルヒの分裂

涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)

読了。

「あれ?」 「あれ?」
俺とハルヒクエスチョンマークが見事なハモりを見せる。
続く言葉も重なった。
長門は?」 「有希は?」

桜咲く季節。新入生を迎えるこの時期になって、ハルヒは普段と変わらない輝度で猛進を続けていた……。それだから、古泉が「連日『神人』 の相手をしている」 と言った時、俺には意味がわからなかった。


上巻かー。*1
ここに来てテコ入れのごとく新キャラ登場。まぁそろそろ新章に入らないとグダグダのまんまだし。でもそれにしても、こうもややこしい構成にしなくても。新キャラは新キャラとして、それとは別に、またハルヒが無意識の行動を起こすもんだから複雑気味に思える。だから上下巻なのか。
137頁「名状しがたき戦慄と恐懼」 あたりは、夏ということもあるんだろうけど、おもいっきり体温上がるような興奮の展開だったのに、段々と尻すぼみに。その辺の解決は下巻に持ち越しってことかな。


しかし行頭下げは α β の後で良かったんじゃないかと思うことしきり。水増しか……。

*1:いやまあ終盤あたりで分かってきたけどさ。残りページ数からして。