学園キノ2

学園キノ〈2〉 (電撃文庫)

学園キノ〈2〉 (電撃文庫)

読了。

「ぎゃっ! 痛っ! くそっ! ぬうっ……。がっ……」
サモエド仮面β、ガチでピンチです。
変態の仮面男がピンチのとき――
「やれやれ。これでわたしも、楽になれるかな……。明日も、晴れるといいな」
今一人のヒロインは天気を考えながら無視する!

キノの旅」 読者は読んではいけない――あの悪夢が帰ってきた! 学園キノ ザ・セカンド・ショット 〜一発だけなら誤射かもしれない〜」 という予告タイトルが現実となった、驚異の「キノの旅 学園編」 第2弾。


まあまあ、楽しかった。
ただ電車の中で読んでた方が楽しかった気がする。笑ってはいけない、という環境の方が。そういう意味で「まあまあ」 かな*1
完全ネタ本なので、作者が出すネタを色々と知ってないと楽しさ半減、というのは結構ハードル高いと思いますが……適当に見積もって、3割くらいのネタは拾えたかなと思います。101頁「びびびびび」 とか、232頁「まるで呪いで人を殺した直後のように」 とかですが。銃ネタは全スルー。ネタとかでなく、普通に面白かった中でピカイチだったのは177頁「ご利用ありがとうございました」 あたりですかね。今でも笑えます。


あとがきがコレだったりソレだったりとか、絵師コメントイラストがアレだったりで、最後までドレな話でした。あとがきで触れられてたゲストキャラをさっぱり覚えてないので、もう3は流石に勘弁かな。あ、”浮遊戦車” はいいかもしれ (ry

*1:逆に電車の中の方が笑えない場合もあって、こればっかりは読んでみないと分からないという謎ルール。