B-EDGE AGE 獅子たちはノアの方舟で

獅子たちはノアの方舟で―B‐EDGE AGE (富士見ミステリー文庫)

獅子たちはノアの方舟で―B‐EDGE AGE (富士見ミステリー文庫)

読了。

琴理が、花枝刑事の顔を見るなりハッとした。
「……なによっ?」
「いや、あの…………なんか、キレイになったかな、と」
相手がムッとしたのに気づいて、あわてて「いや、そんなことないです」 と否定する。花枝刑事はますますムッとして、
「そんなことないって、なによ」

ふと目を覚めると、目の前には秘書が仰向けになっており、その胸にはナイフとメッセージカードが生えていた……。圧倒的不利の弁護を引き受けることになった美弥古。しかしてその容疑者は精神病であり、事件当時の記憶が全くないと訴えていて――法廷ミステリ第2弾。


うわ……面白、い、よ?
続きがないけど! 富士ミスはもう「GOSICK」 一本ですしね……。ゴシックも読みたいけど、こっちはこっちで続けてくれても良さそうなもんだけど。あと関係ないけど、「タクティカル・ジャッジメント」 はこれの後か同時かに始まってますね。
オカマ口調のノーマル*1な人とか1巻の女刑事が新たにメンバーに加わり、《ゴッド》 の正体も知れてきて、物語もこれから、せめて5巻くらいまでは行けそうぐらいの感触なのに……現実とはなんとも残酷です。続きを書いて、Dクラッカーズみたいにパッケージを一新して出版したら、今でも、というか名前が売れまくってる今なら十分売れそうなんだけど。
しかしなんというか、やっぱり悠はアレなんじゃないか*2とか、1巻でゲームボーイとか公衆電話に十円玉ジャラジャラとかだったのに2巻では携帯持ってるし「TRICK」 放送してるし*3とか、何だか変な所ばっかり印象に残ってます。いやまあ、本筋が面白くなかった、というわけではないですよ?


次の桜庭一樹は赤朽葉家かなあ。少女七竈は手元にないし仕方ないけれど。推定少女とかでもいいかな。

*1:多分。アブノーマルでも不思議じゃないけど。

*2:多分。ノーマルでも不思議じゃないけど。

*3:そういや阿部寛は初期の頃はホモ役ばっかりだったらしいですね。