狂乱家族日記 八さつめ

狂乱家族日記 八さつめ (ファミ通文庫 あ 8-1-8)

読了。

「じゃあ私、ちゃんと破壊神？」
「破壊神です破壊神です」
「超怖い？」
「超怖いです超怖いです」
「夜も眠れない？」
「眠れません眠れません」
「……えへへー」

魔界に行ってしまった凶華。入れ替わりに復活する凶華の肉体の元々の持ち主、破壊神ＳＹＧＮＵＳＳ。あわや破壊神の暴走となるのか――？　そして「来るべき災厄」 こと強欲王と人類の戦いの行方は？　「来るべき災厄」 編クライマックス！

まあまあ。
場面場面でクスリと笑ってしまう所はあったけれど、全体としては微妙かなあ……。結局何がどうなったんだ、っていうか今までは結局何がどうなってたんだっけ？　という感じで、7巻のことをさっぱり忘れてたのが敗因ですね。まぁ別にアホ会話だけでも十分楽しめますが！
とりあえず初っ端から引用文みたいなので出鼻を挫かれたりとか、”優歌怖い怖いよ優歌” とか。あとは192頁「凶華さまがなぜかどんどん美味しくなっていく！」 と248頁「姉妹丼のハーレムエンドだぜぇゲヘヘヘ」 が面白すぎるとか。強欲王は本当いいキャラですね。あと”ツンデレ” 連呼したりして、なんだか色々とアレだよなあ。

ミステリで言うところの解決編は次巻から、ということなので（問題編を覚えてるかどうかは甚だ疑問ですが） まあまあ、ちょっとだけ期待。

余談。
誰も彼もが示し合わせたかのように狂乱狂乱、狂乱騒ぎだ狂乱騒ぎだと言ってますが、他に語彙はないのかああああっ。いやまあ、仕方ないっちゃ仕方ないんですけどね。