星屑エンプレス ぼくがペットになった理由

読了。

「ねえねえ、それどういう意味?」
「生意気というのは子供の専売特許じゃ。この医者も今そう言ったぞ。でも、こやつは大人のくせに生意気な態度を取っておるから、それは矛盾してみっともないという意味じゃ」
「丁寧な解説すんじゃねえよっ」

千高知は今まさに人生最大の勝負の瞬間を迎えていた。愛しのケイマリリにプロポーズをするのだ。――しかし携帯端末に連絡が入ると同時、空から巨大な靴底が降ってきて……「ぷちっ」 と最期を迎えた。


うーん、まあまあ。
「食卓」 の3巻までしか読んでませんが、やっぱり似てる所が所々にあるような、ないような……。というか正直、「カタカナの固有名詞が覚えられない」+「政治がらみの話はわけが分からない」 で、最後のオチが全く意味不明でした*1。適当に軽〜く読んでたらこんな事態に。まいったな。
しかしまあ、基本は紹介文どおりに「コミカルスペース漫遊記」 なので、こちらの方は軽〜く読んでても十分に楽しめます。この辺は「食卓」 と同じSFコメディなノリかと。六曜博士がいいキャラです。足りない曜日は誰でしょうか。


発刊順的には食卓4→5→星屑2→食卓6ですか。というかあとがきで知ったんですが、この作者って90年に最初の本出したんですね……! すごい。

*1:261頁「自ずと答えは見つかるのではないか」 とか……見つかりませんでしたw