殺×愛6 ―きるらぶ SIX―

殺×愛6―きるらぶSIX (富士見ファンタジア文庫)

殺×愛6―きるらぶSIX (富士見ファンタジア文庫)

読了。

「ずっと死にたいと思っていたけれど――」
死ぬための恋は苦しみしか産まなかった。
”あの人” を失い、サクヤと決定的にすれ違い……このままじゃ来夏まで壊してしまう。
「もう、やめだ」

破壊された街――束の間の日常を味わった、その代償。来夏を受け入れた僕はしかし、街を離れている間に行方知れずとなったサクヤを探してさえいた。


面白い。
ですけど、巻頭に注釈でネタバレって……(※本文を読む前にカラー口絵見てません)。「×ページは印刷ミスではありません」 って書けばいいものを、何でそこまで書いてしまうのか。
展開としては、これだけ突き詰められた設定なので、向かう所は想像したそのまんまだったわけですが(※カラー口絵見てません)。しかしそれでも、(※重要ネタバレ)”来夏に対して燐光が舞う” 光景は、もうなんか辛すぎて仕方ないですよ。それも二度も! 特に二回目が切なすぎる……。


順当なところでここまで来ましたが、さてラストはどうなってしまうのか。考えただけで切ない気分になってくるので、まあ、さっさと読みますか。




余談。
電車の中で外出用のブックカバーを交換してから読み始めたので、カラーイラストは全く無視してました。で、読み終わってからそれを見て……うわーあ。ギリギリセーフですね。まあ、これを見てたら見ていたで、違う面白さがあった気もしますが。