イガジョ!

イガジョ! (富士見ファンタジア文庫)

イガジョ! (富士見ファンタジア文庫)

読了。

この一球を受けそこなえばイガジョの負けだ。
負けるもんか。
お母さんのイガジョを負けさせるわけにはいかない!
多々良は立ち上がった。
その瞳の中で、音を立てて炎が燃え上がる。

伊賀女子高等学校。――通称イガジョ。現代に至るまで脈々と受け継がれてきた伊賀忍者の血を持つ女子が集う学校である。忍びの学校は全国津々浦々に広がっており、その頂点を決める戦いというのが……歴史あるバレーボールである。スポ根超人ハイパー・アクション!


うーん微妙。
もうこれはどうしようもない気がします。漂ってくる雰囲気は「みずたまぱにっく。」 に通ずるものがあって……というか、テンション低めで淡々とボケる文章という、ほぼ似た印象を受けたので、「みずたま〜」 を楽しめてこちらを楽しめないというのは、もう感性の問題としか言いようがないと思います。


でもあとがきが一番笑えたりしたので、案外この人のほかの本を読むと面白いかもしれませんが。